proshow7 ウエスト・サイド・ストーリー/♪ The Dance At The Gym : Mambo

proshow7 ウエスト・サイド・ストーリー/♪ The Dance At The Gym : Mambo

プロフェッショナル・ダンスショー Scene7
ウエスト・サイド・ストーリー/♪ The Dance At The Gym : Mambo
紹介記事です。

振付:

出演:

1957年9月・ブロードウェイで初演の幕を開けると、またたく間にアメリカ演劇界に大反響を巻き起こした『ウエスト・サイド・ストーリー』
世界中で数え切れないほど繰り返し上演され、また、人種差別や貧困問題などその時々の社会問題を織り込みつつ1961年と2021年には映画化もされるなど、時代を超えて今なお感動を与え続ける普及の名作です。

今回『ウエスト・サイド・ストーリー』の振付を担当した丁野真一選手と、そのパートナーである井上望選手にお話を聞いてきました!


第2幕の1番目を飾るこの演目、『ウエスト・サイド・ストーリー』の見どころはどこでしょうか?

今回の『ウエスト・サイド・ストーリー』のエンディングは、私たちなりの解釈で振付してみました!

原作は、『ロミオとジュリエット』を下敷きにした誰もが知ってるストーリー。敵対する非行少年グループ両方のリーダーに不幸な事故が起きてしまったり、主人公であるトニーとマリアも悲しい最後を迎えるなど、悲劇として広く知られています。
ですが、今回は『THE TNKS MUSICAL ~It’s show time~』という全体の中のいち演目なので、原作とは異なる結末にアレンジしてみました。いわば、パラレルワールドの『ウエスト・サイド・ストーリー』といいますか・・・

そういったdanceGALA限定のIFストーリーも、楽しんでいただければと思います!

また、メンバーには「ステップを踊っていない間も役になりきる」ということをかなり意識してもらっているので、見る方にはぜひ隅々までチェックして頂きたいです!

『ウエスト・サイド・ストーリー』配役

東海林祐介 選手:
トニー/主人公(『ロミオとジュリエット』でいうロミオにあたる)ポーランド系非行少年グループ「ジェット団」メンバー。体育館でのダンスパーティーの際、敵対する「シャーク団」リーダーの妹であるマリアに一目惚れする。

立花悠 選手:
マリア/本作のヒロイン(『ロミオとジュリエット』でのジュリエットにあたる)プエルトリコ系非行少年グループ「シャーク団」リーダーの妹。体育館でのダンスパーティーの際、敵対する「ジェット団」メンバーであるトニーと恋に落ちる。

ジェット団(ポーランド系非行少年グループ)

丁野真一 選手:
リフ/ジェット団のリーダーでトニーの親友。原作ではシャーク団との争いの末ナイフで刺され命を落としてしまうが、今回の演目では果たして・・・?

井上望 選手:
グラジェラ/リフの恋人

飯田満之選手、松浦茜選手、河村みわ子選手、島田俊恵選手:
ジェット団メンバー

シャーク団(プエルトリコ系非行少年グループ)

広岡嘉生 選手:
ベルナルド/プエルトリコ系非行少年グループ「シャーク団」のリーダーで、マリアの兄。原作ではジェット団との争いにより命を落としてしまうが、今回の演目では果たして・・・?

広岡有沙 選手:
アニタ/ベルナルドの恋人

神谷朋昌 選手:
チノ/マリアの婚約者。シャイで優しい青年。体育館でのダンスパーティーでは、照れながらも軽やかなマンボを踊って友人たちの喝采を浴びる

松岡佑紀選手、齊藤ひかる選手:
シャーク団メンバー

練習中のようす

2人とも『ウエスト・サイド・ストーリー』が大好きな作品のうちの1つで、特にこの曲はいつか踊りたいと思っていたので、振付のお話をいただいた時はとても嬉しかったです!
実際のミュージカルや映画で踊られている振付をコピーしたりして、なるべく作品性を近づけられるように頑張ってみました。

僕は田舎育ちのため舞台を観る経験はありませんでしたが・・・子供のころから映画が好きで、月に何十本も映画を観まくる暗い少年でした(笑)
『ウエスト・サイド・ストーリー』1961年版も何度もリピートするほど好きな映画だったので、2021年スピルバーグ監督版も迷うことなく劇場に観にいきました!2021年版もめちゃくちゃ良かったです!

2021年版映画『ウエスト・サイド・ストーリー』スペシャル・メイキングブック。丁野選手&井上選手が劇場に観にいったときに購入したもの
メイキングブック内『Dance at the Gym:Mambo』コンセプトアートと、そのシーンのフォトグラフ

「実際のミュージカルや映画で踊られている振付」ということは、社交ダンスのステップではないと思うのですが・・・そういった振付をメンバーに踊ってもらうのは、苦労もあったのではないでしょうか?

僕たちはもともと自分たちのショーダンスをつくるときは、音楽性を大事にしたいのでカウントではなく音楽で振付をする方針なのですが・・・そのやり方だと、メンバー全員で細かいタイミングや振りをそろえるのが難しくて💦
最終的には、リズムや小節数が不規則に変化するこの楽曲をすべてカウントに起こして、皆に振付をクリアにしてもらいました。いつもの自分たちとは違う方法でしたが、このやり方にもメリットがありこれはこれで良かったです。

このチームは男女のペア5組+(ペアではない)ソロ選手が3人と変則的なチーム編成ですが、そういったメンバー構成ゆえの苦労などもあったのでしょうか?

いえ、そういった苦労は感じませんでした。
僕たちはありがたいことに、プロになった最初の頃から色々なフォーメーションやショーをつくらせてもらえる環境にいましたので。例えば男性1人に女性複数人とか、男女ペアが同数でないとか、頻繁にパートナーチェンジしたりとか・・・色々と変則的なフォーメーションをつくる経験に恵まれていました。
なので、今回のような複雑な構成も「腕が鳴るぜ!」ぐらいに思っていました(笑)

ただ、メンバーの住まいが千葉・東京・神奈川とバラバラだったり、皆さん忙しくてスケジュールが合わなかったりで、練習に集まりづらいという苦労はありました。
全員そろって練習ができたのはたった一度だけで、私たちも全体像が見えないままに、ほぼイメージだけで振付や配置をつくっていました💦

メンバーの皆さんに動画で振付を確認してもらったり、LINEで注意点・修正点を共有するなどして、色々と助けていただきながら何とか仕上げることができました。皆さんには本当に感謝しています!

唯一、メンバー全員がそろった日に撮影した写真

このチームに限らず他のチームでもそうですが、これだけのメンバーがスケジュール調整しながら団結してショーをつくっていく作業は、本当に大変ですがdanceGALAの醍醐味でもありますね!

そんな「danceGALA」は、お2人にとってどのような意義を持つのでしょうか?

danceGALAは、選手たち皆で1つのテーマでショーを作り上げていく貴重なイベントです。他の選手の振付のしかたや作品のつくり方が勉強になることも多いです。
いつもは競技会で同じルーティンを踊る事が多いので、お客さまにも選手たちの違うキャラをお見せできる、とてもよい機会だと思っています。

今回改めて過去の資料を調べてみたのですが、なんと僕は、2009年から実行委員を務めたりしてdanceGALAに関わらせていただいてました!驚きですね~(笑)

かつて「GALAはガラガラ」と揶揄されるような閑古鳥が鳴くイベントで、ハッキリ言ってそこまで盛り上がる行事ではありませんでした(笑)
それが今や、参加選手のモチベーションも当然のように高く、毎年お客さまに待ち望んでいただけるようなクオリティのイベントにまで発展して・・・非常に感慨深いものがあります。
大変な思いをしながら準備をされている実行委員の選手たち、楽しみにしてくださるファンの皆さまに、本当に感謝です。

丁野選手が保管していた、2009年~2024年までのdanceGALAプログラム全15冊

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