◯Pro.Show 19番「Dia Blo Rojo」
★振り付け:加治屋貴士
★メンバー:加治屋貴士・清水舞、鈴木佑哉・原田彩華、瀬内英幸・斎木智子、村田雄基・麻里亜
大トリヘップバーンを任されました加治屋でございます。
早速ではありますがメンバー紹介。
世界ラテン選手権日本代表、鈴木佑哉・原田彩華組。
世界10ダンス選手権日本代表、瀬内英幸・斉木智子組。
世界ショーダンス選手権日本代表、村田雄基・麻里亜組。
そして
横浜レッドヘアー反町代表、加治屋貴士・清水舞組。
以上の錚々たるメンバーでヘップバーンをさせていただく訳でありますが、バルカーカップラテンファイナリスト3組の中になぜ私が混じっているのか、首を傾げすぎてビートたけしみたいになっている読者さまのお姿が容易に想像できますが、もげそうなほど傾げているのは実のところ私であります。
さて、このような素晴らしいメンバーを私なぞが統率するに当たり最も気をつけましたのは
真面目にやらない
であります。
ご存知の方も多いかもしれませんが、鈴木、瀬内の両名はかなりの天然でありまして、まともに会話ができるのは裁縫ゴリラこと村田選手のみという有り様で、常に遊園地にいるかのような、
気づけば私もメリーゴーランドでキャッキャしているかのような状態
になってしまい、これでは2017年に私が実行委員長を務めましたdanceGALA2017「テーマパーク」になってしまうという危惧を予め簡単に予想できておりましたからであります。
このような日本代表クラスは真面目な話は右から左、
面白い話をしていると近寄ってくる
という習性がございまして、それを利用した一分の隙もない完全たる作戦なのであります。
この作戦が見事に的中いたしまして、振り写しはものの一時間、あとは立ち位置や私の演出・構成プランを伝えればこのレベルの猛者たちでありますので、勝手にカッコよく踊ってくれるシステムの完成でございます。

もちろん全力で踊ってもらう為に振り付けには工夫を凝らしたつもりではありますが、そうなるといかんせん自分の首をも締めてしまう諸刃の剣でもありまして、そこの絶妙なバランスを取るのにかなりの時間を要しましたのはここだけの話であります。
一応真面目なお話しもしますと、彼らの個性を消さないようにするのが振り付けをする際の実は最も重要なファクターであると考えておりまして、フォーメーションすぎてしまうとメンバーは彼らで無くても良くなり、逆に自由度が高すぎるとフォーメーションでは無くなってしまいます。
またとてつもなく忙しい面々でありますので、怪我をさせないように無理のない範囲で振り付けをする必要もあります。
細かなことはまだ他にもございますが、これ以上書きますとこの文章を編集・構成してガラのホームページにアップする西尾氏がほとほとやつれていく様が目に浮かびますので、この辺でおしまいにしたいと思います。(そのまま上げましたby西尾)
兎にも角にも格好の良い作品に仕上がったことだけは確かであります。
さすがはこの面子、総括いたしますと
めっちゃ楽やわあ♡
でございました。
ではガラ本番でお会いいたしましょう。
お楽しみに。